権利者とユーザーは垣根を越えられるか、コンテンツ流通のWin-Winな未来とは

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/event/20130218_588227.html

 ネット系のデバイスが無視できない時代になって、売り上げ単価のゼロ1つ少なくなっています。つい10年前はドラマやアニメのDVDで1本3000円というイメージ。中に4話くらい入っていて。でも、今のネットの見逃し配信は1話300円で、4話で1200円程度。

 そんな時代でWin-Winになるためにすべきことは、売り上げが3分の1になるなら、マーケットを3倍に広げるしかない。しかも、単価が落ちているので少なくとも3倍以上。日本国内が無理だとして物価が安いアジアに進出するなら、30倍のユーザーを捕まえないと10年前の状況は維持できないという実感は持っています。

椎名:本質的な利用円滑化といった時に、(売り上げ単価の)ゼロが1つないし2つ少なくなっちゃってる。嫌な言い方ですけど、客単価が落ちている。そんな中で「円滑化もしろ」と言われて、どうすりゃいいんじゃいというのがあります。

そもそも、そんなに価値なかったという考え方はしないのね。

「テレビ局は右肩下がり」というものの、放送で食えちゃってる部分があるんですね。食えちゃうのを自ら否定するのは人間としては難しいことで。

というわけで、食えなくなるまで茹でカエル。