堀晃「遺跡の声 (創元SF文庫)」

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その恒星系に浮かぶ無人観測基地のシステムには、10年前に太陽爆発で死んだ女性科学者の人格が転写されていた。“彼女”からの異状を伝える連絡に、婚約者だった私が派遣された。その途上、私は巨大な太陽ヨットと遭遇する――名編「太陽風交点」に始まるシリーズを最新作まで収録。辺境宙域で人類の想像を超えた遺跡を巡る調査員の私と、助手である結晶生命体トリニティの旅路。

入手困難になっていた本が、再度読めるというのは、電子書籍のうれしいところだ。
しかし、価格はもう少し何とかならないものだろうか?
SF作家系では、出版社との契約切れた本について、こういう電子書籍の出版に独自に取り組もうという人はいないのかな?
南極点のピアピア動画は250円だもの。
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日本の次期月探査計画に関わっていた大学院生・蓮見省一の夢は、彗星が月面に衝突した瞬間に潰え、恋人の奈美までが彼のもとを去った。
省一はただ、奈美への愛をボーカロイドの小隅レイに歌わせ、ピアピア動画にアップロードするしかなかった。
しかし、月からの放出物が地球に双極ジェットを形成することが判明、ピアピア技術部による“宇宙男プロジェクト”が開始される・・・・・・
ネットと宇宙開発の未来を描く4篇収録の連作集