中古ケータイ業界に異変! auスマホの買い取りが相次いで中止になる理由

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20130221/457741/

 スマートフォンは、端末ごとに異なる「IMEI」という識別番号(製造番号)が付けられている。各キャリアが用意しているネットワーク利用制限携帯電話機照会のWebサイトにIMEIを入力すると、端末の利用状況が確認できる仕組みだ。各キャリアとも、基本的に以下のような表示で状況が判断できる。
 端末の購入方法が一括払いなのか分割払いなのか、端末代金の残債があるかどうか、正規の販売店を通じて販売された端末かどうかが分かるわけだ。中古ショップは、買い取りの際にこの情報を確認することで、買い取り可否の判断や金額の査定に反映させている。
 基本的に、各キャリアとも表示方法や内容はおおむね共通だが、auLTEスマホだけなぜか一部の表記が異なっている。「△」判定(分割払いでの購入)と「×」判定(利用制限がかかった状態)の表示方法は同じであるものの、他キャリアでは「○」判定で表示される一括払いでの購入が「−」の表記で表されるからだ。ところがauの場合、IMEI未登録の状態を示す状態も「−」で示されるので、同じ表記がまったく異なる2つの状態を表すことになる。これが混乱の原因となっているわけだ。