TSUTAYAとゲオ泥沼競争の果てに…ビデオレンタル業界がヤバイ!

http://biz-journal.jp/2013/03/post_1744.html

レンタルビデオの売り上げは、2007年の3600億円から2010年の2600億円と、4年間で1000億円も市場規模が縮小。その中で、全国にあるビデオ店3600店のうち、TSUTAYAは1400店、GEOは1200店と、2社で3分の2以上を占めている。両社は、縮小する業界の中で、価格競争によって、周辺の一般店を駆逐しつつ生き残り合戦を繰り広げてきた。

これ、やっぱ、スマフォというか、fbとかLINEとかに可処分時間を食われたんだろうなぁ。
以外に、twitterとTVというのが食っている部分なのかもしれない。
あとは、経済縮退に伴う可処分所得の低下が、スマフォにまわって、レンタルに回らなくなったという感じか。

 GEOの収益の柱はゲームなどの中古販売事業であり、利益率の低いビデオレンタル事業は中古販売につなげるための集客の一環であり、レンタル事業をあまり重視していない。また、GEOが抱える1200の店舗のうち8割が直営店であり、客単価が減少する低価格路線を追求しても、店舗からの反発はない。その結果、ほかのレンタルビデオチェーンと徹底的に差をつけるための「50円レンタル」が成立し、ソフトレンタル業界にデフレを巻き起こした。

 一方のTSUTAYAは、新刊書籍・CD販売など利益率の低い事業であり、レンタルも大事な経営の柱となる。レンタルで収益を確保しなければ、店舗の経営は成り立たないほどだ。また、FC店が9割を占めることから、低価格キャンペーンの乱打はFC店オーナーからの反発を招きかねない。
TSUTAYAは一等立地に出店し、店舗の坪数もそれなりに確保している。だから、地代やテナント料などの固定費が割高になってしまいがちなんです。この激安戦争を仕掛けられて、今いちばん悲鳴を上げているのは、TSUTAYAフランチャイズオーナーなのではないでしょうか」

そういうわけで、オンラインストリーミングのほうに舵を切るのを急ぐわけか。