データの“爆発”に備えるヴァージン・アトランティック航空――プライベート・クラウド構築も視野に

http://www.computerworld.jp/topics/1468/206780

 運航中の問題を見抜く力がこのレベルにまで達するとなると、787型機から大量のデータが作られることになる、と同氏は説明。「インターネットに接続されたすべての機器から発生するデータ量は、フライト1回につき0.5テラバイト以上になる」

 「2012年にHadoopを試験運用したが、想定していた知見を引き出せず、成果を得ることができなかった。そこで、2013年はさまざまなベンダーによるその他の取り組みに注目している」

 「現在のビッグ・データに関する問題は、それが実験的であるということだ。必要な知見を得られるかどうかを調べるには、異なるデータ・セットをさまざまな方法で組み合わせなくてはならない。肝心なのは、固定データ・セットと固定されていない非構造化データ・セットを調べて、それがうまくいかないようであれば、もう一度やり直す必要があるということだ」