「Apple II」のDOS開発資料--30年以上を経て公になったアップル創業期の秘話

http://japan.cnet.com/news/commentary/35030395/

 どんな人であれApple IIに熟知している人と話をすると、よく話題になることがある。Wozniak氏が1977年のクリスマス休暇に設計したApple II向けのディスクコントローラが、形勢を一変させたことで有名だという話だ。

 根本的な技術革新は、コントローラを小型化するためにソフトウェアを使ったことだった。ライバル製品はハードウェアに頼っていた。当時Appleの電子技術者だったBill Fernandez氏は次のように記憶している。「(Wozniak氏の)設計の大きな利点は、通常は60個から70個のチップを使うところを、わずか6個のチップしか使っていなかったことだ。これは、サイズの面でもコストの面でも大きな節約だった」