液体ヘリウムが枯渇、ハーシェル宇宙望遠鏡が今月中に運用終了

http://www.sorae.jp/030905/4819.html

 遠赤外線観測を維持するためには、観測機器をマイナス271度(絶対零度に近い状態)に保つ必要があり、ハーシェル宇宙望遠鏡には冷却用の液体ヘリウムが2300リットル以上搭載されていた。しかし、液体ヘリウムは常に蒸発をしてしまうため、運用は3年程度だと考えられていたが、いよいよ今月中に枯渇する見込みだ。