燃えにくいマグネシウム合金開発 航空機応用目指す

http://www.asahi.com/tech_science/update/0417/TKY201304170576.html

 河村教授らは、2種類のマグネシウム合金を開発した。一つはレアアースを加えた合金で、高温でも強度があり、875度まで発火しない。もう一つは、レアアースではない別の元素を加え、発火温度が1050度以上の合金。

 通常のマグネシウム合金は発火温度が500度程度と低く、米連邦航空局(FAA)は、民間航空機への使用を禁止している。河村教授らが2001年、発火温度620度以上の合金を開発。その後、世界で研究開発が進み、航空機使用解禁を求める声が出ていた。