ウナギの完全養殖、実用化へ 「餌の謎解明」幼生の9割生育

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1307/31/news045.html

 だが、鍵を握る餌は昨年、東京大のチームが解明。太平洋で採取した幼生を調べ、プランクトンの糞(ふん)や死骸が餌だったことを突き止めた。最近の研究で、鶏卵やヤマメの精巣も餌になることが判明し、幼生は約9割が育つまでになったという。チームを率いた塚本勝巳日本大教授は「飼育の大規模化が課題だが、完全養殖の実用化は確実に実現に近づいている」と話す。