声なき声を可視化せよ――ソフトバンクの接続率No.1を支えたAgoopのビッグデータ分析

http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/interview/20130814_611351.html

 もともとわれわれがGISシステムをオリジナルで開発したのは、既存のGISベンダーの製品ではエリア分析に適当なものがなかったからです。データと空間情報をひもづける、しかも膨大なデータから一瞬で必要な情報を地図上に表示できるシステムはほとんど存在しなかった。だから自社開発したのですが、その後、ほかの企業からこのシステムを使わせてほしいという依頼を多くいただくようになり、ならばプロフィット化しようということでスピンオフし、現在に至ります。

 Yahoo!が配布したスマートフォン用の防災アプリやAgoopが配布している「ラーメンチェッカー」「Wi-Fiチェッカー」などのアプリに電波の接続状況をチェックするプログラムをいれてあります。10秒以下でつながらなければパケ詰まりとして記録する。そうやって収集したデータを元にサイレントクレーマーの声をプロッティングしていきます。