ゲル状の人工筋肉でできた透明スピーカー、ハーバード大研究者が開発。20Hz-20kHz 対応

http://japanese.engadget.com/2013/09/02/20hz-20khz/

スピーカー部分は、上記の画像左側のように透明のゴムシートを塩水でできた透明のイオン伝導ゲルで挟む構造になっています。

ゲルにはそれぞれ電源を接続するための金属板がついており、ここに電圧をかけるとゲルとゴムシートが高速で振動し、スピーカーとして機能します。

イオン伝導体は、高電圧をかけるとガスが発生し発火する危険があり、また電子と比較してサイズが大きく重いため、高速で動作する機器には向かないとされていました。

しかし今回の研究では、ゲルの間に絶縁用のゴムを挟み、ゲルにかかる電圧をコントロールできるようになったことで、そうした問題を解決したとしています。