4.x系用のAndroid開発環境を山ライオンに整備する

気がつくと、Mountain LionなMacに入っているEclipseGALILEOで、AndroidSDKは3系まで用の開発環境だった。
これはイカンね。
アプリ作らないからといって、世間に遅れすぎ。
Android Studioは、バージョン1にもならないので、さすがにまだ早いかなということで、Eclipse環境で再構築を選択。
今までの開発環境は特に維持する必要はないので、そのままにして新規で入れなおす。


いい日本語のガイドがないか、ググってみたけど、なんか出てくるのは古い面倒な方法ばかり。
しょうがないのでメモを公開しておくことにした。
絵はないけどな。

Java

Javaのバージョンチェック。
なんか、山ライオンってOpenJDKになったんじゃなかったっけ?

MacBook:~ kinneko$ javac -version
javac 1.6.0_51
MacBook:~ kinneko$ which javac
/usr/bin/javac
MacBook:~ kinneko$ ls -l /usr/bin/javac
lrwxr-xr-x  1 root  wheel  75  7 23 18:08 /usr/bin/javac -> /System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions/Current/Commands/javac
MacBook:~ kinneko$ ls -l /System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions/
total 64
lrwxr-xr-x  1 root  wheel   10  7 23 18:08 1.4 -> CurrentJDK
lrwxr-xr-x  1 root  wheel   10  7 23 18:08 1.4.2 -> CurrentJDK
lrwxr-xr-x  1 root  wheel   10  7 23 18:08 1.5 -> CurrentJDK
lrwxr-xr-x  1 root  wheel   10  7 23 18:08 1.5.0 -> CurrentJDK
lrwxr-xr-x  1 root  wheel   10  7 23 18:08 1.6 -> CurrentJDK
lrwxr-xr-x  1 root  wheel   10  7 23 18:08 1.6.0 -> CurrentJDK
drwxr-xr-x  8 root  wheel  306  8 26 18:20 A
lrwxr-xr-x  1 root  wheel    1  7 23 18:08 Current -> A
lrwxr-xr-x  1 root  wheel   59  7 23 18:08 CurrentJDK -> /System/Library/Java/JavaVirtualMachines/1.6.0.jdk/Contents

Aって何だよ...
まぁ、いいか。

Android SDK

http://developer.android.com/sdk/index.html に行って、SDKをダウンロードする。EclipseやADTなども含まれた形のものを配布している。
以前と違って個別にインストールする必要はないのでだいぶ楽になった。
ライセンスを読んで同意するとダウンロードされる。
https://dl.google.com/android/adt/adt-bundle-mac-x86_64-20130917.zip
428MB。結構でかい。


インストール方法はここ。
http://developer.android.com/sdk/installing/bundle.html
zipファイルなのでクリックして展開する。
展開したadt-bundle-mac-x86_64-20130917ディレクトリには、eclipsとsdkの2つのディレクトリが入っている。
上記サイトでは、~/Developmentを作って展開物を入れるのがお好きのようだが、わたしはメンドクサイのでそのまま使う。管理も楽だしね。
eclipseディレクトリにEclipseコマンドが入っているので、クリックして起動する。
ネットからダウンロードしたアプリなので警告が出るが、開く。
ドックに登録しておくと楽かもね。


普通のEclipseと違って、"ANDROID DVELOPER TOOLS"というスプラッシュが出る。
workspaceをどこにするか聞いてくるので、適当に決める。
はじめてなら、そのままでいい。
前のworkplaceを引き継いじゃうと、AVDの設定とかもそのままになってしまうので、できれば新しく作ったほうがいい。
Welcomeが出てきたら成功。
メッセージの日本語化プラグインを導入する人いるけど、エラーメッセージが日本語だと、海外の人の経験が生かせないから英語のまま使う(ぐぐっても出てこないもん)。


ちょっと調整。
Window->Android SDK Managerを開く。
別アプリケーションとしてSDK Managerが起動する。
デフォルトでインストールされているのは、以下。

Tools
	Android SDK Tools 22.2.1
	Android SDK Platform-tools 18.0.1
	Android SDK Build-tools 18.1
Android 4.3 (API 18)
	SDK Plathome 18.2
	ARM EABI v7a System Image 18.1
Exitras
	Android Support Library 18

開発に必要な最低限のものは揃っている。
SDK Managerは、起動するとネットワークを使って更新状況が自動調査される。
アップデートがあればアップデートしておく。
ARM EABI v7a System Imageが18.2にアップデートしていた。
Install 1 pacakge...ボタンで、選択してライセンス確認して入れる。
SDK Managerを終了。

ハロワアプリを書いてテスト

一応ハロワでも書いてビルドテストしてみる。
New->Android Application Projectを開く。
Applicatione Nameを英字で、最初大文字で入れると、Project Name, Package Nameを適当に入れてくれる。サンプルで、パッケージ名がcom.example.を使っていると警告が出るけど気にしない。
ここでは、Harowaにした。
MinSDKVersionは、API8(2.2 Froyo)がデフォルトのようだ。
TargetSDKは、API18(4.3 JB)。
Nextボタンを押して次の画面に進む。
Configure Project画面は、そのまま変更なしで、次へ。
Configure Launch Iconもそのまま次へ。
Create Activity画面では、最初のアクティビティについて三種から選ぶ。
Blank, Fullscreen, Master/Detail Flow。
ここでは、Blankを選ぶ。
Blank Activityの設定画面。Activity名は、アプリ名の入らないMainActivityが主流になったのね。NavigationTypeも選べるのか。ここもそのまま。
Finishボタンを押して完了。
うへ、画面白いままなんですけど...
どうやら、Welcomeのとこで、New Android Application... ボタンを押すと画面出るみたい。
ソースはHelloWorldがデフォルトで書かれるのは伝統のまま。
Run->Runか、再生風の右矢印ボタンでビルドしてインストールして動作させる。
ビルドするタイプを聞かれるので、ここはAndroid Applicationを選ぶ。
次にAndroid Device Chooserが起動する。ここで、仮想マシンか、実機かなどを選ぶことになる。
実機(4.2.2)をUSBで接続してテストしたので、1台だけデバイスが表示されている。
バイスを指定してOKする。
端末にアプリが転送されて起動する。


2.2環境でも動くかどうか確認するのに、端末をつなぎ変えたのだけど、chooserは起動してこない。
Run->Run ConfigurationsでAndroid Applicationの下の実行プロジェクト(この場合はHarowa)を開いて、右ペインのTargetタブを開き、"Always prompt to pick device"にチェックを入れた。Applyボタンで書き込む。
バイスを毎度聞かれるけどしょうがないね。
タイトルバーにアイコンは出ないけど、4系チックな画面が起動した。


これで終わり。