【笠原一輝のユビキタス情報局】Tizen搭載携帯端末が目指すところ 〜キャリアの狙いはガラケーからの置きかえ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ubiq/20131102_621929.html?ref=rss
Intelにとっては、こうしたオープンソースで開発されるLinuxの普及にチャレンジするのは、このTizenで3回目だ。最初にIntelが取り組んだのはMoblin(モブリン)と呼ばれるLinuxベースのOSで、Intelがオープンソースプロジェクトを後援する形で進められたが、特に採用するデバイスメーカーなども現れず、散々な結果に終わった。
2回目に行なわれたのがMeeGo(ミーゴー)で、フィンランドの携帯電話メーカーNOKIAが開発を主導してきたMaemoとMoblinが合流する形でIntel、NOKIAという2社が主導する形で進んだ。最終的には間もなくNOKIAの端末への採用が始まるという段階になって、NOKIAがMicrosoftのWindows Phone陣営に乗り換えるという決断を下したことで、空中分解する形となった。その後、IntelがSamsung Electronicsなどと組んで始めたプロジェクトが今回の主題であるTizenになる(なお、Intelが所有していたMeeGoの一部ソフトウェア資産はTizenに引き継がれている)。
2度あることは三度あるさ。