ついにJavaがRaspberry Piとフラットデザインでタブレット市場に参入!?〜JavaOne 2013まとめレポート(中編)

http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1311/07/news031.html

 まだベータ段階だが、NetBeans 7.4ではフロントエンドのJavaScriptHTML5ベースフレームワーク/ライブラリとしてAngularJS、jQuery、Knockout.jsのサポート、Javaコード/JavaScriptコードのデバッグ実行、JavaオブジェクトのフロントUIへのバインディングなど、HTML5対応が大幅に強化されているのを披露した。
 さらにHTML5アプリケーションとして開発したプロジェクトはAndroidiOSのネイティブアプリケーションとしてパッケージできる。モバイルアプリケーションのパッケージングにはApache Cordova(Adobe PhoneGapのオープンソース版)が使われているようだ。

DukePadって、すでにPadじゃないような...

 基調講演のストラテジーキーノートで強くプッシュされていたIoT(Internet of Things)だが、テクニカルセッションにおける取り扱いはいささか冷ややかだ。理由としてはIoTという言葉自体が昨年まで盛んに叫ばれていた「M2M(Machine to Machine)」というバズワードの焼き直しではないかといわれていることからだろう。

 またIoTソリューションの末端はJVMが動作しない省電力デバイスであることが多い。これらのデバイスと通信する手段としてRS-232Cに代表されるシリアル通信、USB、Bluetooth、GPIOなどが挙げられるが、残念ながらどれも標準のJava SEではサポートされていないことも大きい。