モノづくり最前線レポート(41):スマホで負けたのは“握手しながら殴り合えなかった”からだ (1/2) - MONOist(モノイスト)

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 この2兆円市場を端末メーカーは取り合ってきたわけです。2兆円という市場規模は決して小さい市場ではありません。端末メーカーにとって見ると、通信キャリアにさえ安定的に端末を採用してもらえれば、5%のマーケットシェアであっても1年で1000億円規模の売上高が見込めるからです。

キャリアファーストできたのは、自分をサービスやデバイスに最適化できる日本人というのも重要なファクターだった。
早々につかえねーと捨てしまわない。

 欧米企業には「コーペティション」という考え方があります。コーペティション(Coopetition)とは「Cooperation(協力)」と「Competition(競争)」を組み合わせた造語で、競争相手と特定分野において、双方にとって利益になることを遂行するために協調関係を築くという意味だそうです。「片手で握手をしながらもう一方の手では殴り合うような関係性」ともいえるかもしれません。