会津若松から世界へ:それは車輪の再発明――希望の輝きを放つ自転車、「FUKUSHIMA Wheel」が描く未来

http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1311/19/news003.html

 FUKUSHIMA Wheelを搭載した自転車の後輪(のスポーク)部分には、32個のLEDが並んだ基板4枚が十字に配置されている。ペダルを漕ぐとLEDが点灯し、その残像でメッセージやイラストを描く仕掛けである。夜間であれば、その存在感に見とれてしまうほどだ。ホイールの狭間にはバッテリーが搭載されており、約3時間の充電で7〜8時間LEDを点灯させられるという。LEDの残像で描くメッセージやイラストは、ユーザーが任意に変更できるよう、現在、iOS向けアプリケーションを開発中だ。

 また、レンタル料0円を実現する“肝”となるのが、広告収入だ。スマートフォンGPS機能で現在走行中の位置情報を取得し、その周辺地域にマッチした広告を後輪のLEDで表示する。広告料金を企業から徴収すれば、レンタサイクルの利用料を運営側で賄うことは十分に可能だ。

誰かの看板になりたいサイクラーがどれだけいるのだろうか?
自然に広がるような何かが見えない。
規模と継続性が疑問な市場。
成長に限界がある。
定点観測が重要なものと、フィールドが重要なものが分けられていない。