本の虫: Clang VS 自由ソフトウェア

http://cpplover.blogspot.jp/2014/01/clang-vs.html
自由に固執するあまり、不自由になっているgcc

この問題には、Clangの存在が大きい。Clang開発者は、公の場で、自由ソフトウェア財団のアンチプラグインポリシーが障害であると堂々と発言していて、実際それが彼らの作業の意欲にもなっているのだ。しかも、彼らの進捗たるやすごい。今日、Clangは製品品質のツールに達し、GCCほど高機能ではないにせよ、GCCより優れた機能も提供している。例えば、Clangのエラーメッセージは、はるかに優れている。
Clang開発者は、彼らの目的はGCCを時代遅れにしてゴミ箱行きの遺物にするものである、とは言っていない。しかし、彼らの目標は、疑いようなくそこにある。3年から5年の時間で考えると、GCCの独占に対する現実の脅威となってくるだろう。
あるいは、ClangがGCCを王座から蹴り落としたら、私の目標は達成に近づくとも言える。つまり、自由ソフトウェア財団のクソな営業上の理由により、進歩を妨げて、その結果として地位を脅かされるわけなのだ。

また思うに、Microsoftを除いては、もはやプロプライエタリコンパイラーを書きたいとおもうところなんて存在しないということだ。GCCはこの戦争には勝った。オープンソースのツールチェインをサポートすることによる市場の利点は、もう十分に理解されたので、新しいプロセッサーは当然のごとくサポートしているではないか。

Intelとか、ARMとかはいると思うな。