VAIO売却とLenovoの台頭

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140207/332866/

 ソニーのPC製造について、EMS(電子機器受託製造サービス)/ODM(Original Design Manufacturer)業界では、VAIOのハイエンドモデルはソニーの内製、ミドルレンジや入門機は台湾のEMS/ODMに製造を委託していたとの観測が有力だ。台湾紙『経済日報』(2014年2月6日付)が伝えた台湾の市場関係者による話では、2013年の受注規模が最も大きかったのは台湾Quanta Computer社(広達電脳)で、その他を台湾Hon Hai Precision Industry社〔鴻海精密工業、通称:Foxconnフォックスコン)〕社と、台湾Wistron社(緯創)が分け合っていたとされる。
 これに対して同じく台湾の経済紙『工商時報』は2013年6月6日付で、2013年分としてVAIOブランドのノートPCを最も多く受注したのはWistron社であり、比率は全体の45%、コンシューマー向け、法人向けのいずれも手がけていたと指摘。一方で、Quanta Computer社はコンシューマー向けのみ、フォックスコンはコンシューマー向けの中でも低価格モデルが主力だったと報じている。

Lenovo社の中国系主要サプライチェーンリストあり。
Lenovoは内製化推進中か。