もうすぐNetflixをLinux上でふつうに見られるようになる

http://jp.techcrunch.com/2014/09/20/20140919netflix-is-finally-coming-to-linux-without-the-need-for-hacky-tricks/

NSSのバージョン3.16.2以上がインストールされていれば、Ubuntu 14.02でも安定版のChromeNetflixを見られる。このバージョンが14.02で一般的にインストールされていれば、NetflixはユーザがUser-Agentを細工しなくてもプレイできるための変更を、行うことができる。

NSSはNetwork Security Servicesの頭字語で、OracleGoogleMozilla、AOLなど多くの企業によってメンテされているオープンソースのライブラリだ。SSLなどのセキュリティプロトコルを実装するためには、このライブラリが必要だ。MozillaThunderbirdもAIMもChromeもこれを使っている。Netflixの場合は、ハリウッドのお偉いさんたちを安心させるための、ビデオのDRMを有効にするために、このライブラリが必要だ。
Ubuntu上のNSS(libnss3)はそのうちアップグレードされるらしいが、それを今自分で手作業でやりたい人は、UbuntuのファンサイトOMG!Ubuntuのこの記事を参考にしよう。なお、User-Agentを変えることは、上でPaulが言ってるように、Netflixが必要な変更を行ったあとに、不要になる。〔今のところ日本でNetflixを見るためには、VPNソフト/サービスなどを使ってIPアドレスを偽装する必要がある。〕