何でもつかむ“ドラえもんの手” 九工大開発 中小企業の“救いの手”に

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1502/24/news043.html

 ロボットハンドの先端は、ドラえもんの手のような半球型をしている。耐久性・柔軟性に優れたシリコンゴムでできており、ゴムの内部は、直径0・2ミリ以下の微細な鉄粒子が混ざった油が充満している。
 何でもつかめる仕組みはこうだ。先端が対象物に触れた際、電気の流れによってゴム内部の鉄粒子を分散し、ゴムが柔らかくなり、対象物の形状にぴたりと合う。その後、電気を止めると、鉄粒子が内部を再び移動し、ゴムが固くなり、対象物を固定する。