Samba 4.2.xはNetatalk 3.xと相互運用可能

http://hatx.blog.so-net.ne.jp/netatalk_samba_merge

Netatalkの開発者であるNetAFPのRalph Böhmeが、SambaベンダであるSerNet GmbHに加わって達成しました。Samba 4.2.xのvfs_fruitを利用するとNetatalk/Sambaの相互運用が可能になります。
現在のOS XはSMB上でファイルを扱う場合、FinderInfo、リソースフォーク、拡張属性等を代替データストリームに変換して扱います。今までのSambaはこれに対応していなかったので、色々と面倒が発生しました。特にリソースフォークはサイズが大きいので、Solaris系OS上のZFSを除いては、それをうまく扱えません。
また、OS XWindows禁止文字を私用領域の文字に置き換えてSMB上で扱うという手法を取るので、これも互換性がありませんでした。
vfs_fruitは、これらのOS X独自仕様を上手に扱うためにNetatalk方式に変換します。
また、Sambaはファイルの排他処理の方法がNetatalkと異なるので、Netatalkで先に開いているファイルをSambaで開くとロックしませんでした。vfs_fruitはSambaのロック方式をNetatalkに合わせるので問題がなくなります。

これは気持ちよくなるけど、もはや使われてないのではないかという説。