暗闇でも視えるナイトビジョン目薬、バイオハッカー集団が開発。50m先の闇に潜む人を発見

http://japanese.engadget.com/2015/03/30/50m/

目薬の主成分はクロロフィル系の薬品 Chlorin e6(Ce6)。これは光の届かないところで生息する深海魚の眼にも含まれる成分で、初期のがん治療に用いられる光線力学療法(PDT)においては光増感剤として使用されています。Science for Masses はこの Ce6 にインスリンと生理食塩水を混合した目薬を開発、グループの研究者 Gabriel Licina に点眼投与しました。

ひととおりの実験が終わってもまだ目薬の効果は続いていたため、Licinaはその夜サングラスを手放すことができませんでした。しかし Scienece of Masses によると Licina の眼は一夜明けると元の状態に戻っており、その後20日が経過しても目立った問題は発生していないとしています。

http://scienceforthemasses.org/wp-content/uploads/2015/03/AReviewonNightEnhancementEyedropsUsingChlorine6.pdf