10年戦える データ分析入門 SQLを武器にデータ活用時代を生き抜く

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本書ではSQLを使った分析の手法を解説します。
またSQLを使った分析を可能にするシステムの構築についても話します。
なぜならば、SQLは企業において現実的に実現可能な中で最も制約の少ない分析手法だからです。
「現実的に実現可能な中で」「最も制約の少ない」……とはなかなか面倒な言いかたですね。
ですがこれが本書を最も適切に表現した一言なのです。
当然ながら、何事も余計な制約はないほうがいいに決まっています。
手計算にExcel、R、PythonSPSSSASと、分析のツールを列挙すればキリがありませんが、「データが小さくないと無理」、「お金がうなるほどないと無理」、「プログラミングに長けたエンジニアでないと無理」、などなど、それぞれのツールには様々な制約が存在します。むろんSQLにも制約があります。
そういう制約は少ないほうがいいに決まっていますが、さりとて現実的でない選択肢には意味がありません。
現実的にギリギリ可能な範囲で、でもできるだけ楽をしたい。
本書はそんな現実的で、しかしよくばりな要望に対して、SQLという解で答えたいと思います。

10年か、結構長いな。