フラッシュメモリを物理的に破壊せずに“忘れられる権利”を実現するメモリシステム、中央大・竹内健教授のグループが開発 -INTERNET Watch

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20150618_707613.html
http://www.chuo-u.ac.jp/aboutus/communication/press/2015/06/32273/

 データの寿命をあらかじめ設定し、その時点で自動的にデータが壊れ、再現不能になるメモリシステム「Privacy-protection Solid-State Storage(PP-SSS)System」を開発した。リーク電流によるフラッシュメモリのデータ破壊(エラー確率)を、高い精度で予測できる特徴を利用。データをメモリに書き込む時点で寿命に応じた所定の数のエラーを意図的に注入することでデータを破壊し、誤り訂正できないようにする。
 なお、同システムはデータを意図的に誤るように制御できるものであり、メモリデバイス自体は破損しないため再利用が可能。