家庭用3Dプリンターの問題を鮮やかに解決する新素材「タフレジン」 « WIRED.jp

http://wired.jp/2015/08/01/tough-resin/

そんななか、3Dプリンターメーカー、Formlabs社は、光造形方式の強度の問題を解決すべく、「タフレジン(Tough Resin)」という新素材を開発した。

タフレジンは、Formlabsが昨年発売した光造形方式の3Dプリンター「Form 1+」で使用することができる。

「タフレジンは、原子が長く連なった半柔軟性の分子からできています」 とFormlabsの研究員、アレクシス・マッカーシーは言う。「印刷工程でタフレジンを処理することで、分子が互いに繋がり合って強固なネットワークを形成し、硬くてしっかりした固体になるのです」

添加物は青色の顔料だけで、これでほかの樹脂と見分けがつくようになっている。また、タフレジンの性能を十分に引き出すために、印刷後に紫外光を当てて処理する工程が加わる。