超電導フライホイール蓄電システム実証機が完成 : ニュースリリース : 古河電工

https://www.furukawa.co.jp/what/2015/kenkai_150415.htm

本システムの超電導磁気軸受には、イットリウムを含む第2世代高温超電導線材を用いた高強度な高温超電導マグネットを使用し、回転軸側にも高温超電導バルク体を使用しています。この軸受を50K(−223℃)以下まで冷却して強力な磁場を発生させ、約4トンのフライホイールを非接触で支持することに成功しました。これにより、フライホイールを高速かつ低損失で回転させることが可能となります。また、従来の20K(−253℃)まで冷却する高温超電導コイルより大幅に高い温度である50K(−223℃)で運転することが可能となり、冷却コストの低減がはかれます。