仮想現実に人をリアルに投影する8iがSamsung Ventures、Dolbyらから1350万ドルを調達 | TechCrunch Japan

http://jp.techcrunch.com/2015/10/16/201510148i-raises-13-5m-to-chase-the-human-side-of-virtual-reality/

8iはコンテンツクリエイターが自分たちで3Dレンダリングの映像とVR体験を製作できるプラットフォームを製作している。デートアプリや映画撮影にそれらを利用することができる。360度の体験は8iが発明したもので、これに関心が集まるのは当然のことだ。Samsung VenturesやDolbyが投資に参加していることからもその人気ぶりが分かる。また、8iはコンテンツクリエイターが無料で使用できるスタジオをロサンゼルスに開設する予定だ。テクノロジーの周りにクリエイティブな作品が集まることで、プラットフォームは成長するだろう。

しかし、リアル過ぎるということはないのだろうか?VRを体験した人の中には、その中で見るものがあまりにも現実的過ぎて、身体が反応するという話を聞いたことがある。そういえば、8iのデモを体験で私は「崖」の上に立った。Gaskingは飛び降りてみてはと提案したが、全てが幻であるにも関わらず、私は飛び降りることはできなかった。
Gaskingはこれらの場面を開発する基本ルールは、まず安全を確保することとし、それは人への「敬意」を忘れないことと同義だと言う。一般的な人の許容範囲に敬意を払うことが、人にとって親切なVRの世界を設計するための鍵であると彼は言う。
8iの最終的な目標は、AR、VR、ウェブと切っても切れないプラットフォームになることだ。私が見た母親と子どもが気になるだろうか?ウェブ上のデモを見ることはできるが、VRの世界で見ないとその本質を「理解」することはできないと思う。

8iのデモ、リアルより、ややマットな感じがするのは、わざとだろうか?
それとも技術的な限界があるからだろうか?