米政府、ソフトウェア著作権の新ガイドライン発表 – 自動車などのソフトウェア変更が一部可能に - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

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著作権局(U.S. Copyright Office)を監督する米国議会図書館(Library of Congress)が現地時間27日、自動車などの車輌に搭載されるソフトウェアに関する新たなガイドラインを発表。そのなかで、車載ソフトウェアを車輌の所有者やセキュリティ研究者などが勝手に変更しても著作権法には抵触しないとする方針を示したことから、今後この問題をめぐる議論が活発化しそうだという。

この話題に触れたIBTimesによると、これまではセキュリティ研究者などが車載ソフトウェアを勝手に分析・改変した場合、車輌メーカーから著作権法違反を理由に訴えられる可能性があった。それに対して、新ガイドラインでは「善意のセキュリティ調査(Good Faith Security Research)」を目的としたものであれば、ソフトウェアの分析や改良を認めるとされているという。