第3者保守サービスは合法か、それとも違法か? 米オラクルと米リミニストリートの訴訟の行方 | IT Leaders

http://it.impressbm.co.jp/articles/-/12955

 「リミニストリートは2014年7月までに当社サーバー上でオラクルのソフトウエアを使用することを停止し、すべてのクライアントにリモートアクセスで接続するサービスモデルに移行した」(リミニストリートのリリース)。問題はすでに解消済みというわけである。一方で陪審は第3者保守というサービスについては合法と判断したという。オラクルのライセンシー(ユーザー企業)はオラクルの年間サポート契約を更新しないという選択が可能で、サポート契約を第3者に委ねることもできるのである。

 一方で今回の評決を第一の訴訟とすれば、昨年10月からもう1つの訴訟が進んでいる。こちらはリミニストリートがオラクルを訴えたもので、リミニストリートの新しい保守サポートプロセスの合法性を求めるている。訴訟内容からすれば、こちらの行方の方が重要だろう。