母の腸内菌が少ないと、子供に発達障害か 福井大、マウス実験で確認 - 産経WEST

http://www.sankei.com/west/news/160121/wst1601210050-n1.html

 研究では、腸内細菌の増殖を抑える抗生剤を妊娠9〜16日目にかけて母マウスに投与。このマウスから生まれて4週の子の行動を調べると、正常な母マウスから生まれた子より、夜間の活動量が少ないなどの異常が確認された。
 一方、正常な母マウスから生まれた子を生後すぐに抗生剤を投与した母マウスに預けると、行動に同様の異常が見られた。逆のパターンでは子に異常はなかった。センターは母の腸内細菌の状態が、出産後の養育行動にも影響を与えているとみて研究を進める。