MWC参加者に偽のWi-Fiスポットでハッキング実験、接続した2000人のうち63.5%が端末と身元を特定される -INTERNET Watch

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20160224_745185.html

 Avastは、バルセロナ空港にあるMWC登録ブースの隣にWi-Fiスポットを設置し、「Starbucks」「Airport_Free_Wifi_AENA」「MWC Free WiFi」というSSIDを設定した。これらのSSIDをすでに登録しているデバイスは、不正なWi-Fiスポットでも自動で接続するため、監視やハッキングの被害に遭う可能性を指摘している。
 実験では、わずか4時間で2000人以上のユーザーが接続。800万パケットの閲覧(プライバシー保護のため保存はしていない)に成功し、63.5%のユーザーからデバイスと身元の識別情報を特定したという。
 50.1%がAppleのデバイスを、43.4%がAndroid、6.5%がWindows Phoneを利用。61.7%がGoogle検索やGmailを利用し、14.9%がYahoo!に訪問、1%が出合い系アプリを利用していた。また、52.3%にFacebookアプリが、2.4%にTwitterアプリがインストールされていた。