日本でeスポーツが流行らないのは“おじさんゲーマー不足”? 協会理事に聞く (3/3) - ITmedia ニュース

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 「ゲームは人生を豊かにするもの」――馬場教授がeスポーツの普及に力を入れる背景には、青春時代から抱いているゲームへの思いがある。
 馬場教授が大学生だった80年代、日本では「スペースインベーダー」が流行。テーブル型のゲーム筐体を設置した喫茶店「インベーダー喫茶」も多数登場した。「青春時代は何かと深刻な悩みを抱えがち。喫茶店で友達に相談する時、そのテーブルの中には『スペースインベーダー』があった。100円玉を入れてプレイしながら友達と話をし、徐々に心を打ち開けていった。ゲームに救われた体験だった」。
 馬場教授は「ゲームは人間の心に最後に入り込んで、豊かにするもの」と表現する。「子どもを育てる意味でも、eスポーツが持つ可能性は大きい。その裾野を広げていくことが自分たちの使命だと感じている」(馬場教授)。