ニュース - NECが新材料「カーボンナノブラシ」を発表、充電高速化に期待:ITpro

http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/063001927/?mln

 カーボンナノホーンは、カーボンナノチューブの発見者として知られる飯島氏が1998年に発見した素材。多量の触媒を表面に保持できる「吸着性」、凝集せず良質のペーストを作りやすい「分散性」を備える一方、導電性が低い欠点があり、これまでは電極材などへの実用化が進まなかった。
 今回NECは、カーボンナノホーンがブラシのように四方八方に突き出た繊維状の炭素材料を作成。繊維の上を電子が流れることで、導電性を従来の球状カーボンナノホーンの10倍に高めることができた。