LinuxのTCPに脆弱性、トラフィックを乗っ取られる恐れ (ITmedia エンタープライズ) - Yahoo!ニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160812-00000020-zdn_ep-sci

 UCRの8月9日の発表によると、研究チームが発見したのはLinuxTCPに関する「サイドチャネル」と呼ばれる脆弱性で、標的とするクライアントとサーバのIPアドレスさえ分かれば、その接続に関連したTCP連続番号を推測できてしまうという。

 攻撃は簡単に仕掛けることができ、約90%の確率で成功すると研究チームは解説。米紙USA TodayのWebサイトを使って攻撃を実証するビデオも公開した。

 脆弱性は2012年にリリースされたLinuxバージョン3.6から存在していたことが判明。研究チームからの連絡を受けてバージョン4.7で修正されたものの、まだパッチは広く行き渡っていないと伝えられている。