ACCS事件判決

http://www.asahi.com/national/update/0325/TKY200503250132.html

「アクセスはプログラムの脆弱(ぜいじゃく)性を利用したもので、管理者は想定もしていなかった。アクセス制御機能による『特定利用の制限』がかかっていたといえ、被告の行為は不正アクセスに当たる」
「自己の能力、技能を誇示したいとの動機もあって、セキュリティーに関するイベントで発表するために不正アクセス行為に及んだ。犯行の経緯や動機に酌量の余地はない」
「イベントで被告が手口をプレゼンテーションした結果、模倣者まで出現した。高度情報通信社会の健全な発展を阻害することは明らかだ」

妥当だけど微妙な部分で問題を残したな... 事件の性格が判例となるにはよろしくなかった。

ネット関係者からは「今回の行為が不正アクセスにあたれば、セキュリティ強化はそこそこでよく、あとは不正アクセス禁止法に委ねればいいという風潮を生みかねない」

いえいえ、世間では、もうそっちの方向で既定になってますって。