bootcd パッケージ

diet Sarge をベースに、bootcd を作ろうと思うと、お手軽にパッケージでできる方法が2つあって、その1つが bootcd。なんかの LiveCD を作るために準備された風。Sarge のはわずかに古いようだ。KNOPPIX 起源の LiveCD にパッケージ多すぎという不満を感じているのであれば、これはちょっと面白いかもしれない。
前から試してみたかったのだけど、使かわざろうえない環境に自分を追い込まないとダメだしな...orz
# 自前の作業の yak-core(一昨年くらいのKNOPPIXベース)を使うとかjambuilder(これも一昨年のMEPISベース)を使うのもやってみたけど、アップデート互換をチェックするとか、多すぎなパッケージを削る労力のわりにいまいちだったので途中までやってやめちまったい。
bootcdwrite コマンド一発で、現在の環境を起動可能な CD にしてくれる。R なドライブが付いていれば焼くところまで面倒を見てくれる。DVD-R 対応のものもあるので、やや大きなボリュームでも円盤にしてしまえる。
/home, /var など、いくつかの部分を ramdisk/tmpfs 上に置くことになるので、ここにはあまり大きなものは置けないが、起動後に変更した差分は別に保存しておく仕組みもあるようだ。
パッケージに FAQ が入っているけど、あまり役に立たない感じ。本家サイトのほうもかなりそっけない。ぐぐっても日本語ではあまりリンクは出てこなかったので、簡単な手順については家鯖にまとめておいた。見たい方はどうぞ。ぐぐって出てくるのは Debian Weekly Newsともう1ヶ所くらい。わたしはだいぶ前から気になっていたのだけど、あまり使われていないのかもしれない。
いまのところ、initrd がドライバ探すのに失敗しているみたいなので、時間ができたら研究してみやう。