SNSはもう死んでいる

この世界ばっかりは数が力だよなと思いますよ。人数の少ない数万程度までのところは明らかに活気がないっす。
あと、コミュにNIFTYの頃のような熱心なモデレータ(SYSOPやフォーラムOP)がないですね。これは、Blogが併設されているのが悪いのかもしれないと思いました。普通の人は、2つも表現の場とコンスタントなアウトプットを維持できないでしょうし。そのへんがパソコン通信時代との構造の違いですね。
なので、新しいキラーコンテンツが内部から出ないと、いずれしぼむという結論です。これは調査の前から変わらない結論で、これを覆す何かがあるかもしれないと期待したのですがダメですね。パソコン通信の粗雑な真似って程度。
特定ジャンルのマッチング(エロを含む)とか特定用途での利用(実サークル活動の連絡用など)とかで何か進歩があると思ったのですが、そのような芽は感じられなかったです。
それこそ、SNSに住みついているような人があまり見られないっす。きっと閉じた世界ではないからなんでしょうね。
さみしく広いネットワークの中で、せいぜい人ごみに混じってさみしさを紛らわせている他人同士という感じ。参加者の参照情報が多いので、あまり妄想の入る余地がないのもあるし、逆に適度な実態の存在感があるのでフレームに発展するような逆上感も生まれないし、文書的論理構成の美しさを競うとか、屁理屈一点突破でもシンパを生むとかいうのがない。つまりはキャラが立てない...
SNSは、脳力を刺激しない仕組みなのです。