ThinkPadのキートップ

中古屋なんかでキートップがなくなってしまっているのをよく見かける。
付けるのが難しいのかなと思っていたのだけど、それを体験することになった。
完全分解中、キーボードユニットがうまく外れないので、マイナスドライバを差し込んでこじったら、はずみでキートップが外れてしまった。
キーの下部は、白と黒と青の樹脂パーツでパンタグラフ構造になっている。
一見、キートップパンタグラフは一体構造になっているように見える。白と黒はキートップの両端に接続され、X型になるようにまんなかでくっついている。キートップの反対側は、白と黒に接続されるようにしてC型の青パーツがくっついている。
ボードのほうには、4つ爪があるものの、上からおさえてパチンとはめることはできない。
しかしながら、簡単な組み立て方法がなければ、マレーシアなどでは作業はできないはずだ。
特殊な治具が必要なのかとも思ったけど、あの隙間にキーをならべていくのに、そんな道具を使えるわけがなさそう。
他のキーを隙間からよく観察すると、どうも、青の樹脂だけが爪にかかっているようだ。
慎重に外れたキーを精密ドライバで操作してみると、どうも青の樹脂は外れるようだ。
外してから、爪に固定して、キートップを上から押し込んでやると、カチっとロックされて、キートップがはまった。
あー、よかった(^^;。