「PICで楽しむAndroidアクセサリの自作」
Google社の発表した「USB API」「Android Open Accessory」により、スマートフォンやタブレットなどのAndroid機器に、USB経由でいろいろな外部機器を接続できるようになりました。自作機器の制御装置や表示操作機器として、パソコンのかわりに、Android機器が使えるようになったわけです。スマートフォンやタブレットの特徴であるコンパクトさ、美しい画面、タッチパネルでの直感的な操作性を生かすことができるので、さまざまな応用が考えられます。 本書では、PICマイコンを使ったAndroid用の外部機器のハードウェア・ファームウェア、Andoroid側のアプリの自作について、具体的な製作例を通じて詳しく解説します。
第1章 アンドロイド機器とアクセサリ
1−1 USBデバイスとアクセサリ
1−2 ホストモードとアクセサリモード
1−3 アンドロイドオープンアクセサリ開発キット第2章 スマートフォンアプリとアクセサリの開発
2−1 アクセサリの開発
2−2 アンドロイドアクセサリ開発スターターキットの概要
2−3 デモプログラムの入手とインストール
2−4 スマートフォン側デモプログラムの詳細
2−5 PIC側デモプログラムの詳細第3章 フルカラーLED制御
3−1 フルカラーLED制御システムの概要
3−2 スマートフォンのプログラム製作
3−3 フルカラーLEDアクセサリハードウェアの製作
3−4 フルカラーLEDファームウェアの製作
3−5 動作確認
3−6 応用 シークバーによるフルカラーLEDのPWM制御第4章 電圧電流計アクセサリの製作
4−1 電圧電流計の概要
4−2 スマートフォンのプログラム製作
4−3 電圧電流計アクセサリのハードウェアの製作
4−4 電圧電流計アクセサリのファームウェアの製作
4−5 動作確認第5章 ウェザーボードの製作
5−1 ウェザーボードシステムの概要
5−2 スマートフォンのプログラム作成
5−3 ウェザーボードアクセサリのハードウェア製作
5−4 ウェザーボードアクセサリのファームウェアの製作
5−5 動作確認第6章 タブレットアプリとUSBデバイスの開発
6−1 USBデバイスの開発
6−2 タブレット側デモプログラムの詳細
6−3 USBデバイス側のデモプログラムの詳細第7章 リモートI/Oシステムの製作
7−1 リモートI/Oシステムの概要
7−2 タブレットのプログラム作成
7−3 汎用I/Oボードのハードウェア製作
7−4 汎用I/Oボードのファームウェアの製作
7−5 動作確認第8章 オシロスコープの製作
8−1 オシロスコープの概要
8−2 タブレットのプログラム作成
8−3 データ収集ボードのハードウェア製作
8−4 データ収集ボードのファームウェアの製作
8−5 オシロスコープの動作確認第9章 ラジコンシステムの製作
9−1 ラジコンシステムの製作
9−2 タブレットのプログラム作成
9−3 ラジコン送信ボードの製作
9−4 ラジコン送信ボードのファームウェアの製作
9−5 ラジコンカーのハードウェア製作
9−6 ラジコン受信ボードのファームウェアの製作
9−7 ラジコンシステムの動作確認付録
付録A Androidプログラム開発環境の構築
付録B PICマイコンの開発環境の構築
付録C プリント基板の作り方