底辺への長い競争に突入したタブレット

http://jp.techcrunch.com/archives/20120816tablets-join-the-long-race-to-the-bottom/

パターンはこうだ。ある製品群が人気を呼ぶ。主要プレーヤーは比較的高価で高品質で優れたデザインの製品を作る。アーリーアダプターが飛びつき、人気獲得の短い期間が続く。そしてタブレットを買おうとしていた人すべてがタブレットを持っている。ポジションはそれぞれのタイプのさまざまな優位点に応じて決められていく。ネット上で議論が過熱する。

そして誰も話題にしなくなる。

ネットブックの死で見たような、タブレットの死をわれわれが見るとは思っていない。ネットブックは、生き延びるためにはあまりにニッチな商品だった。一方タブレットは、長く、長くわれわれと共に存在するだろう。問題は、今まさにタブレット不況が起き、質と価値が指数的に下降しつつあることだ。危険なのは、利益が下がるほどメーカーはより安いハードウェアを製造しながら、プレミア価格を維持しようとすることだ。われわれはまだ、そこまでは行っていないが、近づきつつある。