なぜ「改革」は合理的に失敗するのか

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20110609/361239/

「人望の厚い社長ほど、社内を説得する『取引コスト』がかさみ、改革をやり遂げられない」「プロスペクト(期待)理論によると、黒字の事業でより多くの利益を上げるより、赤字の事業で少しでも利益を出すほうが経営者の満足度は高い。だから赤字事業から撤退できない」

"なぜ「改革」は合理的に失敗するのか 改革の不条理"
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4023308927?ie=UTF8&camp=1207&creative=8411&creativeASIN=4023308927&linkCode=shr&tag=kinnekosblog-22

「空気」に流されたり、「非効率」が放置されたり……。当事者は合理的に考え「改革」を推進していても、結果的に行き詰ってしまうことは多い。そんな「改革の不条理」を行動経済学などの理論(「取引コスト理論」「エージェンシー理論」「所有権理論」「プロスペクト理論」)を用いて分析。企業の組織変革から社会問題まで、多様な事例をもとに改革が“合理的に失敗する”プロセスを明らかにし、「改革」を遂行するための条件を提示する。