南極の氷下湖から多様な微生物を発見

http://wired.jp/2012/11/29/lake-vida-life/

南極の氷の下約20mにある塩湖、ヴィーダ湖に封じ込められていた微生物が発見された。3,000年近く外部のエネルギー源から隔離された環境で過ごしていたものだ。
『Proceedings of the National Academy of Sciences』に発表された(PDF)この発見により、ヴィーダ湖の微生物は無光(光が存在しないか、ほとんどない状態)で無酸素、やや酸性の塩水で、温度は摂氏マイナス13度という、とても生物がいるとは思えない環境に生息していることが明らかになった。放射性炭素年代測定の結果から、この塩湖は2,800年以上前から周囲と隔絶された状態になっていたとみられる。