HTML5に本腰を入れ始めた任天堂―GDCで見えてきたゲームビジネスのゆくえ

http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1304/05/news049.html

 GDCで行われたセッションのうち、注目を集めていたセッションの1つがFirefoxOSを擁するMozilla Foundationによる「Fast and Awesome HTML5 Games」で、この中ではなんとC++言語で書かれたUnreal Engine3を、半自動的にHTML5/JavaScriptに変換することでわずか1週間での移植に成功したという驚愕の事実が語られていた。

 しかも動作するゲームはおよそ30〜90fpsで、普通に遊ぶ分にはまったく問題ないスピードで動作するのだという。これにはHTML5に加えてWebGLという機能のサポートが必要だが、WebGLOpenGLのサブセットとなっており、GPUをブラウザ上で直接扱うことができる。これを活用することでネイティブアプリと遜色ない描画を実現しているのである。