テレビの“空き周波数”で通信するスマホ、NICTが開発

http://news.itmedia.co.jp/20140318/007848

情報通信研究機構NICT)は3月17日、テレビ放送帯の“空き周波数帯”ことホワイトスペースでの利用を想定したスマートフォンを開発したと発表した。ホワイトスペース利用網と既存のLTE網を選んで利用でき、通信トラフィックの負荷分散や速度向上などが期待できるという。
ホワイトスペースは単体では日本で利用できないため、NICTが開発したホワイトスペース対応システム(LTE技術を利用)と既存のLTE網に接続できる2枚のSIMカードを内蔵。接続先ネットワークに応じて2枚のSIMカードをソフトウェア制御で切り替えることで、スムーズな通信を実現するという。