デンソーなど、技術者育成支援で連携 自動車と電機を融合

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 システム設計を手掛けるフュートレックは25日、デンソーなどと共同でエレクトロニクス技術者の育成を支援する組織「電気・電子系技術者育成協議会」を設立したと発表した。設立時の会員には、デンソートヨタテクニカルディベロップメント(愛知県豊田市)、日経BPなど7社が名前を連ねる。
 協議会では、デンソー元専務の加藤光治氏が発案し、フュートレックが実施する検定制度「E検定(電気・電子系技術検定試験)」の普及を目指す。2016年度までにE検定の受検者数を1万人に増やす計画だ。自動運転技術やインターネットを活用する「スマートカー(賢いクルマ)」に注目が集まる中、自動車とエレクトロニクスの融合を後押ししそうだ。