IoT時代に向けて日本企業が克服すべき課題は「損して得を取る」

http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1411/25/news040.html
損なプロジェクトは、そもそもスタートできません...
そんな余力は、もうみなさん持ってないのでは...

 さらに梶本氏は、「10年以上のライフサイクルを持つ住宅の建築材料や、家電などの短期にバージョンアップを繰り返すデジタルインタフェースをどう共存させるのかも重要な課題となる。そして、モノをインターネットに接続することをユーザーが楽しいと感じるかも考慮する必要がある」と語った。

いえいえ、ユーザーが意識しないのがIoTだと思います。
そのコストをどこに紛れ込ませるか。
従来のどこを圧縮するのか。

 また梶本氏は、IoTの価値を最大限に高めるためには、センサーから得たデータに対して、メタデータを付与するための標準的なルールの策定が必要であるという点も主張した。「センサーからデータを取得するだけでは何も意味がない。例えば『これは私の家のリビングのエアコンの温度センサーの情報』というように、メタデータを付与する必要がある。しかし、こうしたルールが決まっていないのが現状。ユーザーの利便性を考慮して、多くの企業と連携してルール作りを行う必要がある」(梶本氏)。

いえいえ、ルール無用で先に進んだデファクトと、そのブラッシュアップがキモではないかと。
まだ、そういうステージです。

 梶本氏はIoTの時代に求められるエンジニア像について、「組み込みの世界だけでなくEnd to Endの視野を持つことが重要。ユーザーにモノだけでなくサービスとして提供する、“コトづくり”の意識を持って開発を行う必要がある。また、IoTサービスの場合、クラウド側と端末側で情報を処理させる割合をバランス良く設計したり、さまざまなコンプライアンスへの配慮も求められる」と語る。

これは正しいのだけど、そこまで見られるエンジニアにするためにコストをかけられますか?