IoTブームの危うさ 日本半導体、ブーム便乗と壊滅を繰り返す元凶とは

http://biz-journal.jp/2015/02/post_8970.html

 なんということだろう。日本がDRAMから撤退してSOCブームになったのは、雑誌のせいだというのである。そして、今度は半導体が不調に陥った場合(実際にそうなるのだが)、その責任を筆者に押し付けようというのであろうかと驚いた記憶がある。

日本がDRAMやめてSoCに舵を切ったという感覚はまったくないな。
TVとか自社製品に必要なクローズドなSoCは別として、ARM SoCな潮流に乗ったビジネスを展開していた感じはない。
その間、ただマイコン一生懸命セールスしていたような。
ま、まさかあの無駄に多様なマイコンがSoC?

 SOCの特徴である多品種少量生産に対応し利益を上げるために必要なこととは、どんなシステムが将来有望な売れ筋になるのかを察知するマーケティングであり、それに基づいてシステムをアーキテクトする設計力である。このどれも日本は弱いし、その上おろそかにしていた。だから日本のSOCは壊滅したのである。