読書端末

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0403/24/news051.html
ようやくeinkを使った製品が出てきた。長かったね...
ビジネスモデルとしては、エキスパンドブックとか、Newton Book とかの再来を思わせる。でも複製製造の手間とか流通がないわりにはコンテンツが高すぎ。エキスパンドブックってもう15年くらい前だったっけ? まだ英語しか動いてないのを大分でさわってみたっけ。萩野さんとか今なにやっているのかな。
そういう時代が来ることは想像できたのだけど、当時はこのような形態でネットワークが広がることは想像が難しかったのだよなぁ。
そのあたりから振り返ってみると、現在は本というスクエアなフォーマットに格納された情報より、Webのような流動的でゆるい情報の流通のほうが普通になっている。
そういった中で、貸本が復活するかというのはちょっと疑問。もっとゆるいコンテンツが向くのではないかな。デバイスももっとゆるくないと。既存の発送と違ったモデルを考えないといけないのかも。携帯電話と連携して新聞記事をジャンルセレクトして数十円でダウンロードできるとか。コミック雑誌は全部読まないので、必要な話だけ拾い読みするとか。このデバイスでしか読めない人気連載とか、漫画雑誌より3日早く連載が読めるとか。いかん、既存の発想から出られてない...

ここを見ると、妙になつかしいツールがたくさんあるね。
http://mtlab.ecn.fpu.ac.jp/hypercard_developer_tools.html