白箱の本 Chapter-4,5

残りの2章はレビューする立場じゃないのだけど、気が付いたところだけ。
kogiidenaさんのコメントも出てます。http://eggplant.ddo.jp/www/pukiwiki/index.php?sushi-k
Debian26環境にするには、シリアルは必須ではないです。いつもシリアルなんてめんどくさくてつないでません。リスクはありますが、kogiidenaさんの環境ベースなら、スイッチでの起動切り替えもできますし。
Debian26環境でのRAIDがシンプルすぎかな。mdadmを使う方法まで突っ込んであるとよかったかも。
サインはVGAの章も、ちょっと尻切れな感じ。動作しているスクリーンショットくらいはほしかったか。全体の構成からすると、この部分はなくてもいい感じ。twmで起動しても使い方わかる人少ないだろうし。
欲を言うと、最終章はなくして、パッケージ構築の話を少し書いたほうが、わたしの好みには合うかな。
このパートでは、セキュリティリスクの解説がないのと、BINDは重すぎなのでdjbにするとか、SquirrelMailは日本語対応しているのに画面は英語とかがイマイチ。全体に詰め込みすぎて、個々の内容が薄くなっているような。
あと、最後に、「あとがき」で一発かましてほしかったかも(^^)。
 
全体として、とてもよく出来た労作だと思います。
この値段なら買う価値はあると思いますよ。>all