oke システムの納品を終える

というわけで、USL-5Pを使った完全ファンレス、超静かなマイクロサーバーが出来上がりました。
仕様はこんな感じです。

  • 内蔵CFからROM起動して、rootfsは外付けUSB-CFリーダーに接続されたSeagate 5G MicroDriveに置く。
  • Webサーバーが動作する: lighttpd
  • PHPが動作する: php4-cgi
  • シェルでログインできる: ssh
  • ファイル転送ができる: scp
  • DHCPクライアントでアドレス決定する
  • USB にマスストレージがない、もしくはext*パーティションが指定の場所になければ自動停止。
  • 電源スイッチでソフトシャットダウン(これはkogiidena版のデフォルト)

bootシステムは、4MB CFには入りませんでした。8Mが必要です。たぶん、5-6Mでも入るのですが、そんな容量出回ったんだっけ? 納品分は10MB CFからddしたものを64MM CFにddで上書きしてあります。rwではマウントされないので永久にもつでしょう。
MicroDriveが反応が悪くて動作が遅いので、これを普通のバスパワーなUSBドライブに変更すると、普通に動くと思います。
このMicroDriveのST1はあちこちで問題が出ているようだけど、USLでの起動ドライブには使えなかったものの、CFRWやSDDR-31では普通に認識して使えました。
PHP4の動作テストを兼ねて、pukiwikiを入れてみましたが、それなりに動くようです。
kernelには、USB-Soundなんかも入れてあるので、alsa関係のモジュールとプレーヤーを入れれば音楽再生をボタンでなんていうこともできると思います。


先ほど、引渡しが終わりました。
なんかマシン預かってからえらく長くて申し訳ない。もう1年以上になるか。途中、ほとんど放置だったんですが。
これで、手元にUSL-5Pがなくなったので、もう遊べないぞっと。
少し寂しいな。
でも、15k円は遊び終わった後にまた買うにはちと高すぎ。